韓国人観光客の行動に変動が!#2
エリアマーケティング
心を開いて、おもてなし。

こんにちは。
生魚が食べられないが寿司屋のクイアントと仲良いケンです。
前回の韓国人観光客の行動に変動が!#1では過去と最近の動きについてお話しました。
今回は一体韓国人はどういうキーワードで検索をして日本を楽しんでいるのだろう、
なんであの店は韓国人が多く訪れるのだろう等、
外国人集客にキーとなる「キーワード」・「魅力を引き出すスポット」の観点からご説明していきます!
キーワード:何で検索しているかな?
福岡 自由旅行
韓国人は最初どのキーワードで検索をするだろうか?
多いのが후쿠오카 자유여행(福岡 自由旅行)というキーワードです。
(地名)+自由旅行 というキーワードはパック旅行では味わうことができない、自分が行きたいところに行った人たちの旅行投稿が沢山出てきます。
特にネイバーの知識in(ヤフーの知恵袋のような)には様々な質問が上がります。
ネイバー知識in検索結果(韓国語)
・バスはどこで乗ればいいのか
・料金はいくらなのか
・夜軽く一杯できるところはどこか
・お泊りに適切なところはどこか
・予算はいくらが適当なのか
などなど、多くの人がここで情報を得ています。
このキーワードの結果は観るものの情報が多く、観光の動線作りによく使われています。
福岡 グルメ
旅行を始める人は上の自由旅行というキーワードから始まり、次に何を食べればいいのか、もしくは自慢できるのかが気になります。
후쿠오카 맛집(福岡 グルメ)(正式なグルメの意味は【名店】に近いですが)という検索キーワードですが、
・料理名(寿司、お好み焼き、焼きそば、ラーメン等)
・ランチ
・晩御飯
などのキーワードも一緒に使います。
グルメ=食!ローカルな食べ物が気になる人は必ずこのキーワードで検索をしています。
福岡 宿泊
観るものもよい、食べものもよい、さてどこに泊まればいい?
そのときに使われているキーワードです。
・후쿠오카 숙박(福岡 宿泊)
・후쿠오카 호텔(福岡 ホテル)
・후쿠오카 게스트 하우스(福岡 ゲストハウス)
別に旅館とかのキーワードで検索をする場合もありますが、旅館に対するイメージが高級なため、頻繁に検索をしていないです。
しかし、最近は前回もお話しましたAgodaやAirBnBをよく使います。
どう集客すればいいの?
ここまで話すと、さすがに気になります。
これからどうすれば外国人を集客できるのか?
韓国人だけでなく、世界中の人々は自分の言語で検索をします。
つまり日本語で文書を書いても、海外の人は中々見ないです。
そのため、一回来たことがある人が、記事やSNSに共有をしそうな仕組みを作っていくのが大事です。
- 可愛い系
- かっこいい系
- 面白系
- 珍しい系
- 和系
まずはこの5つに分類をし、ご自分のところに見合ったメニュー表・ポップ・看板などを作ります。
商品も同じく、見合ったものにした方が一体感あってよいと思います。
上の5つ中で何かにヒットし、SNSに上がると徐々に拡散され、いつの間にか外国人のスポットになることが期待できます。
例えば、福岡天神のパルコの地下にあるハンバーグ屋さん。最初は日本人がよく行く店でしたがアツアツの石(鉄)にハンバーグを自分で焼いて食べることができるという珍しい食べ方がSNSで話題になり、今や何十分も待たないと食べることができない大きな店になりました。
他言語のメニュー表があったことも大きく影響を与えています。
最後に
2020年 東京オリンピックもあり、最近日本の動きは
【おもてなし】を全面的に打ち出し、心から集客を行なう動きが拡散しています。
その中、お客様に聞かずわさびを大量にいれる大阪の某寿司屋もいますが、
日本のお客様に対する気持ちは世界第一だと思います。
心から【この商品いい!】と思えば他の人に伝えたくなるのは当然。
そこまで至る仕組みを考えることがこれからの課題となります。
もちろんその方法についての相談はご連絡いただければと思います!