メモ、ほっといたら腐ります!
エリアマーケティング
自分で書いたメモなのになんて書いているのかわからない・・・

こんにちは。
入社して半年、4つ目のノートを購入しましたケンです。
本題に入る前に、最近読んだ本の紹介をさせて頂きます。
コピーライターの小西利行さんの
「すごいメモ」
どの仕事をしていても「メモ」を取ることは当たり前ですが、
特に広告業では「メモ」がないと仕事がうまく進まないことを感じています。
そのメモの書き方、メモに対する考え方などが書かれていて、
現在有効にコツを使っております。
打ち合わせや会議のとき、聞いた内容を文章として書くのではなく、
より効率的・効果的に書く方法を本の内容を基に説明できればと思います。
メモは腐る
皆さん、メモを取った後、見返しますか?
一回取ったメモはそのまま放置されることが多くはないですか?
それは、「メモは見返すものではない」「取ったから覚えている」などと考えているからです。
「取ったから覚えている」と思い、後々「あれ・・・なんだっけ・・・」と曖昧な感覚でメモを見ても、「あれ?これどういうこと??」と思う場面が出ることはないでしょうか。
一度書いたメモは意外と早く腐ります。
情報はまとめると「武器」
まとめないと「ゴミ」
小西氏「すごいメモ」
腐らせない、思い出せるメモの書き方を小西氏の本の内容を例に出しながら説明していきます。
○をつける
○(まる)とは何でしょう。
当り、正解、印、良などなど、「良い」「記憶するもの」として使う場合が多いです。
重要な単語(メモ)には大きい○で囲んだり、考えの始発店になるところに○をつけることで、ここがポイントだよ!と自分に伝えるような印となります。
しかし、○が多くなるとむしろ迷ってしまいますよね?
その場合は小西氏が本にも説明したように、ルールを決めます。
- 1回のメモにマルは3つ
- 過去に書いたものにはつけない
- 疑問に思ったところにマル
小西氏「すごいメモ」
このルールに沿って自分に分かりやすいメモになると忘れにくくなります。
↑をつける
矢印はAからBへという関係性をあらわすときによく使われます。
思考を始めるところから、次に考えること、また次に考えることへ矢印で順番をつけることで、するべきことに迷わなくなります。
だから、そこで、ところで、つまり・・
といった副詞になるので、文字で書くよりも時間も短縮されます。
記号を書く
メモが得意な人のメモ帳を見ると、なにが書かれているのか、暗号みたいなものが沢山書かれている人がいます。これは「まとメモ」にとって重要なポイントで、自分に最適化したメモの取り方をしているのです。
簡単には
☆、○×、三角、⇔・・・といった記号があります。
本の本文には各記号をどういう意味で使っていると説明までしていますが、記号の意味を自分でつけることで他の人にはわからない自分だけのメモというものが生まれます。
ふきだしをつける
実際私はよく使ってはいないですが、ふぃきだしは未来の自分へ送るメッセージと考えると書きやすくなります。
Aというメモの上にふきだしとして「田中さんにメールを送って聞いてみる」
Bというメモのよこには「●月■日に納品」
と書くなど、時間が経ってこのメモを見た自分がどのようなアクションを起こせば良いのかと指定してあるげようなものになります。
デジメモ(検索)
最近はスマートフォンやノートパソコンなどが普通に使われる世の中になりました。
メモを取ろうとペンとノートを出すより、すぐ文字などを書けるツールができたのです。
そのデジタルツールを利用することで、より効用を上げるためには「検索」を有効活用すればよいです。
EVERNOTEやGoogleシートなどよ使うと、タイトルを決めることができます。
例えば私の場合、
「161110 コラム 資料 準備段階」
「161231 韓国 予算」
というタイトルをつけます。
最近のアプリやノートツールは検索機能がついているため、キーワードを検索し、そのキーワードを書いたメモを表示してくれます。
その中でまた探したいものを探し、今使う。
タイトルのキーワードを自分ルールに沿ってつけることで、いつでも使える武器となるのです。
まとメモ
今までの話は今の自分が未来の自分へ伝える、その場の内容をまとめるメモのコツの話です。
上の方法を使って内容をまとめることで、未来の自分が使える武器としてストック(保存)する。
その武器を基に一方踏み出せる力を足していくのです。
実際小西氏の「すごいメモ」にはこのまとメモ以外にも「つくメモ」「つたメモ」「たつメモ」といったもっと詳しいすごいメモの取り方について書かれております。
メモを取ることは新人の仕事だ、もう取らなくても頭・体が覚えている!と言わず、自分の武器・ネタを増やすためにも効率良いメモの取り方を工夫していきましょう!
私も頑張っていきます!