コンテンツマーケティング入門(基礎編)
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インターネット集客必須!ファンの獲得のためのマーケティングの手法

こんにちは。
最近気温が急激に冷え込み、ようやく秋の訪れを迎れを感じてきましたね。
紅葉+温泉の季節が到来です!
WEB事業部 部長 原田です。
ここ数年、新たなマーケティングの手法 として取り入れている企業は確実に増えて来ている
「コンテンツマーケティング」。
このマーケティング手法を一言で表すなら「潜在ユーザからのファンの獲得 」です。
まだ自社の事を知らないユーザーに対して、「ユーザーがもっと見てみたい!見てよかった!」と感じる価値のあるコンテンツを提供し、リピーターやファンを増やすことで「企業間の距離 」を近くに感じさせることです。
ユーザーと企業の距離が縮むことでファンになってもらい自社メディアの広告や情報を配信することで広告費が抑えられます。
また、継続的に行うことによって企業のブランドイメージをアピールすることができるようになります。
コンテンツマーケテイングの歴史
では、なぜコンテンツマーケティングがさまざまな企業で取り入れだしたのでしょうか?
一番の理由は、時代とともにユーザーが求める商品購入までの法則が変わってきた からです。
昔は、商品そのものに広告展開を行っている企業が多く、ユーザ-もその広告をみて購入を検討していた時代が続いていました。
つまりAIDMA(アイドマ)の法則にのっとった広告展開です。
しかし時代とともに、AISAS(アイサス)の法則へと変化していきます。
ユーザーは、注目して興味がわいてもまだ購入には至りません。
次に行うことは「検索」です。
これだけ情報が多様化している世の中なので、もちろん口コミ情報や反響その他の豆知識をもとに購入基準を選定していきます。
商品そのものでなく、企業・ブランドのイメージから商品の購入を検討するユーザーが増えてきたことが背景だと思います。
コンテンツマーケティングは価値あるコンテンツを提供し、ユーザーにファンになってもらうことで購入を促すマーケティング手法。 今の時代に最も合った広告戦術の一つ だと思います。
その他
- Googleの評価がコンテンツ重視に変化した
- コストが少なく始められる
- SNSの普及
そんなさまざまな背景もあって、企業が取り組みだしたと考えられます。
コンテンツマーケティングのメリット・デメリット
コンテンツマーケティングを配信していく上でメリットやデメリットを把握しておかないといっこうに成果が出ないケースがあります。
まずは、良し悪しを理解しておきましょう。
【メリット】
■企業の資産として蓄積できる
チラシやWEB広告には、出稿し続けるために費用がかかり、消えてしまうと効果はなくなってしまいます。
しかし、コンテンツマーケティングはオウンドメディアの一つにあたるため、社内の財産として蓄積 することができます。
コンテンツは半永久的に残るため集客効果を生み続けます。
よって長く続ける事でペイドメディアに頼らない広告展開が可能になります。
■低予算で始められる
コンテンツを生み出す事に関して、コストはかかりません。
経営の目線で考えると、社内のコストになりますので始める事で外部に支払いが発生することはありません。
※コンテンツ事外部委託を行うケースやコンテンツの質を上げるための経費は別ですが・・・
社内の人員で協力して行う体制が整っている企業であれば、必要経費は人件費が必要コストになります。
■SNSメディアでシェアされやすい
facebookなどのSNSの普及によりコンテンツの魅力が伝われば、シェアされるきっかけが生まれ、
拡散される確率は非常に高くなります。
よって有料メディア以上の価値を発揮することが可能になり、直接的に集客につながっていきます。
■社内の情報共有にもなる
企業内でコンテンツを作成する場合のみのメリットですが、部署が離れていたり、中々社内でも情報共有が難しい体制の会社であれば基本的に「ユーザーに価値のあるコンテンツ=社内の情報共有としても重要なコンテンツ」のため社内間での知識の情報共有 が発生し、新しい企画が生まれる可能性が出てきます。
【デメリット】
■コンテンツ制作には継続するのが大変
コンテンツマーケティングを行う上で一番の壁と言っても過言ではありません。
社内の財産を作るわけですからそれなりの時間がかかってしまいます。
コンテンツをコツコツと更新を行い、定期的に配信をする。
そう簡単ではありません。
■成果が見えるまでに時間がかかる
ユーザーに対して価値のあるコンテンツを配信していかないと意味がありません。
本来定期的にコンテンツに対する成果を考えた会議等もいりますので速攻で効果がほしいとお考えの企業さんにはおすすめできません。
よって、成果が出るまで配信し続ける体力のある企業でなければ実現は難しいと言えるでしょう。
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いかがでしたか?
次回は、コンテンツマーケティングの運用方法や具体的な記事の作成方法について解説していきます。