とっても簡単!季節を伝える配色〜秋の配色編〜
グラフィック
色彩の知識はないけど・・・秋っぽくしたい!

こんにちは。
グラフィック事業部です。
暑い夏も終わり、暑さや寒さをあまり気にしなくてもいいような、
一年で最も過ごしやすい季節『秋』がやってきました!
今回は春夏に続き、色で『秋のイメージ』を伝えることができる
簡単な方法をご紹介します。
秋をイメージする『言葉』を『色』で表現してみよう!
秋といえば、一般的に「食欲の秋」・「スポーツの秋」・「読書の秋」など
秋を連想させる言葉がたくさんありますよね。そんな「秋」を色で表現してみましょう!
秋は「春」と「夏」の配色と違ってかなり落ち着いた色・・・
地味で渋いイメージの「グレイッシュトーン」と重厚で暗いイメージの「ダークトーン」は
“深みのある色” “温かさや落ち着きのある色” です。
秋になると枯葉や紅葉、木の実などをイメージさせるような明度も彩度も低くした色合い が
ピッタリの四季の中でも最も落ち着いた色の配色 が多く見られます。
枯葉のような茶系、アクセントに濃い赤、
中~低彩度の緑やオレンジを組み合わせると秋らしい雰囲気になります。
グレイッシュトーンとダークトーンの組み合わせにこだわりすぎると
かなり暗い配色 になってしますので、ちょっと違う見方で
どんな色の組み合わせにすれば『秋』っぽいイメージになるのか紹介したいと思います。
色の組み合わせで『秋』をイメージしてみよう!
【コスモスのイメージ】
夏が終わってすぐの秋のはじまりはちょっと明るめの配色。
花びらのピンクの濃淡、自然を連想させるようなグリーン、秋空を連想させるようなブルーの
組み合わせで『コスモス』表現できます。
【かぼちゃ・柿・栗・さつまいものイメージ】
秋を連想させる食べ物の代表ですが、色も見た目通り秋を連想させてくれます。
もしかしたら、『秋』の色で一番わかりやすいのかもしれませんね!
【もみじのイメージ】
秋も深まる時期は、赤・黄・橙系の濃淡配色。やはり『もみじ』の表現は赤が一番ですね!
10月以降になれば、キャンペーンやイベントの広告などにはこの配色が結構使われています。
最近では、なんといってもハロウィンが一番主流となってきましたね。
かぼちゃを連想させる「オレンジ」に夜を連想させる「紫」や「黒」の配色が多く見られます。
さらにビビットカラーの黄色やピンクをプラスするとPOPなお菓子のイメージもプラスされますよ。
「ハロウィン」全体のイメージはこんな感じでしょうか。
秋の配色は、春と夏の配色と違って、ちょっと暗めを意識する と簡単に秋の雰囲気を出すことが
できます!
注意したいところは、暗すぎるからといってあまり鮮やかな色をプラスしすぎないこと!
せっかくの落ち着いた『秋』の雰囲気が崩れるので注意してくださいね。
いかがでしたか?
秋は、なんとなく寂しいイメージもありますが、この秋の色の組み合わせは、
季節の色だけではなく『落ち着いた色』として使うこともできますよ!
ご参考ください!