たった5つのポイントを抑えるだけで売れるキャッチコピーを作る方法【前編】
エリアマーケティング
キャッチコピー次第で売れるお店・商品になる!?

こんにちは!
営業企画部の本城です。
巷で見かけるキャッチコピー。
普段何気なく見ていると思いますが何度もCMや街中の広告で目にすると
キャッチコピー当てクイズができてしまう位に自然と覚えてしまうものです。
実はキャッチコッピーは大きく2つの分類に分けられます。
A) 一般消費者などマス向けに発信する大手企業等のイメージ広告
B) 特定のターゲットに発信し、売上に繋げるダイレクト・レスポンス型の広告
A.イメージ広告としてのキャッチコピー
実際のキャッチコピーを元にみてみましょう。
例えば、コチラ。
タワレコの愛称でお馴染みの大手CDショップチェーンであるタワーレコードさんは、
「no music no life」ー音楽の無い人生は無いー
というブランドのキャッチコピーを作っています。
「接触した人の、人生にひっかかるコピーが欲しい」という思いから誕生したこのワード。
一見、誰でも意味が分かるような簡単な構成ですが
音楽が好きな方にとってこれほど染みるワードは無いと思います。
また全国に80店舗以上を構え、常に身近にありサービスを提供できるタワーレコードさんだからこその説得力もあります。
他にも大手企業のキャッチコピーとして、
【目のつけどころがシャープでしょ】(シャープ)
【「お、ねだん以上。」ニトリ】(ニトリ)
【そうだ、京都へいこう】(JR東海 京都キャンペーン)
【きれいなお姉さんは好きですか?】(ナショナル美容用品)
【ありがとう。いい〜くすりです。】(太田胃酸)
などがあります。
B.ダイレクト・レスポンス型広告としてのキャッチコピー
(rocketnews24様より引用させていただきました)
「一目で義理とわかるチョコ」
というキャッチコピーは有楽製菓さんより1994年に発売が開始された「ブラックサンダー」というチョコレート菓子をバレンタイン業界にうまく組み込ませた非常に秀逸なキャッチコピーです。
このプロモーション戦略では恐らく本命チョコと同様に需要が多いであろう義理チョコと
既存商品をうまく結びつけ駅や無料配布等で大々的に告知しました。
「一目で義理とわかるチョコ」広告はTwitter上で3万リツイートを集め、
中には大手製菓会社が「本命チョコ」を訴求する中、全力で「義理チョコ」市場を取りに行くブラックサンダー(笑)
なんて突っ込まれもしていましたが、「これは面白い!」とSNS上でも非常に話題となりました。
その結果、「ブラックサンダー=義理チョコ」というイメージの定着化に成功し、
費用対効果の高い、成功したキャッチコピー例として様々な記事で取り上げられることとなりました。
このようにキャッチコピーの作り方次第でそのお店や商品の魅力をグンと引き出し、
また、商品の良いところを端的にわかりやすく説明することができます。
そんなわけで、
次回はBの売上に繋げるダイレクト・レスポンス型の広告としてのキャッチコピーの作り方についてご紹介します!