【ペルソナ!】マーケティングにおけるペルソナの有用性とは
エリアマーケティング
ペルソナを使ってターゲットを明確化!

こんにちは。
営業企画部の長野です。
今回はマーケティング用語でよく使われる、ペルソナについてお話しさせていただきます。
聞き慣れない方もいらっしゃるかと思いますので、まずはペルソナとは何かをご説明します。
ペルソナとは
ペルソナとは販売しようと思っている製品やサービスに対しての顧客像のことです。
既存の顧客情報や調査、インタビューなど実際に存在する情報から、架空の顧客像を描くこと、つまりターゲットのイメージを具現化したものをペルソナと呼びます。
ペルソナは「年齢」「職種」「居住地」などの基本情報の他、「将来の展望」「よく使うツール」など事細かな設定を施すことで、リアル感をまとった架空の人物となります。
ペルソナを設定する理由
マーケティングの現場ではターゲットを明確にすることで、売上の向上を図れると言われています。
そのターゲットを明確化といった部分でペルソナを設定することはマーケティングの効果を格段に向上させる一つの手法になるのです。
なぜマーケティング効果が向上するかと言うと、ペルソナが取る一日の行動や思考を想像しやすいため、適切な広告媒体やコンテンツを上手く絞り込みやすくなり、ターゲットに合った集客手法が実現しやすくなるためです。
また、ペルソナにとって最適なコンテンツで情報を提供し続けることができれば、有望な見込み客、現実に購入してくれる顧客となっていきます。
●より的確な意志の把握が可能
例えば、「福岡エリア在住」といった大まかなターゲティングはよく行われると思いますが、これだと売ろうとしている商品やサービスを本当に求めている方に上手く宣伝できるか微妙なところです。
福岡エリア在住の方々といっても家族構成や生活スタイル、情報を仕入れる方法など様々なスタイルでしょうから、宣伝が上手く響くのか、商品が生活に浸透するのかもわかりません。
具体的な人物像をイメージする事で一日の中でどういった行動を取るのかイメージがつきやすくなり、何を思うのか、何に対して反応してくれるのかなど顧客の立場で物事を考えることが出来るようになります。
そうすれば広告にどういった媒体を使うべきか、その商品やサービスが共感を得ることができるのか、どういったコンタクトを取るべきなのかなど内容の決定が容易に、そして的を得たものになっていくはずです。
●共感ポイントを明確化しやすい
商品・サービスに対して、いかに顧客の共感を得ることができるのかが、販促の一つのポイントです。
ペルソナが持つ共感ポイントをしっかりと把握し、適切なアプローチを行うことで販促の効果や企画の成功率はグンと上がります。
ペルソナを描くことで顧客の興味や悩み、求めていることなどのイメージも容易となり、顧客の共感ポイントを理解することが可能になるはずです。
商品やサービスを提供する側はその共感ポイントを把握した上で、戦略や企画などを検討していくことが大切となります。
●戦略のシュミレーションが用意に
ペルソナの考えを把握し、共感を得ることでペルソナは現実の顧客になってきます。
見込み客の一日の行動パターン、いつ・どこで・どのように情報を得て、商品を手にするのか。
そのシナリオをイメージし描く必要があります。
このシナリオ戦略を描く際に、具体的な人物像を持っていたほうがシュミレーションがしやすく、先に述べたように、いつ・どこで・どのように行動し、どういった感情になるのかイメージがしやすいはずです。
ペルソナを見込み客に、そして顧客にするために!
次回は実際にペルソナを作ってみようと思いますのでお楽しみに!