「見える化」メルマガ開封率を調べる方法
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メルマガの成果がない・・・そもそも開封されたの??

こんにちは。
「地域にもっとアクセス解析を」 をコンセプトにWEB解析の方法を福岡エリアに広める活動を行っている 地域密着型解析士の原田です。
よくこんなことありませんか?
メールマガジンを送ったけど、反応が全然なかった・・・
そもそも見られてるの?
開封されたの?
そんなお悩みを解決出来るのが「Googleアナリティクス」です。
今までのアナリティクスは、メールマガジンの中に自社のホームページなどのアドレスを記載して、そのリンクにパラメータを付ける事でメールマガジンからホームページに訪れた方のアクセス情報が取得できましたが。
しかしクリック数が少なく、そもそも開封されたかどうかが解らない・・・
そんなお悩みも解決出来る機能があります。
今回はそんなGoogleアナリティクスに追加された「Measurement Protocol(メジャメントプロトコル)」でHTMLメールの開封率を調べる方法を解説します。
Measurement Protocolとは
HTTPリクエストでユーザーの利用状況に関する生データをGoogle アナリティクス サーバーに直接送信できます。
これにより、ほとんどすべての環境で、ユーザーがビジネスをどのように利用しているかを Google アナリティクスで測定可能になります。
◇Measurement Protocol の概要 – Google アナリティクス Google Developers
https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/protocol/v1/?hl=ja
この機能を利用することで、アプリのスクリーンヒット、イベント、ソーシャル、eコマース等など
様々なデータを送信することが出来ます。
開封数の確認方法
開封数の設定方法はいたって簡単です。測定のためには、Google アナリティクスに用意されているデータ送信用のURL(http://www.google-analytics.com/collect)に
以下のようなパラメーターを付与し、HTMLメールのソースに挿入します。
たとえばGmailなら、「写真を挿入」の「ウェブアドレス(URL)」でMeasurement Protocolを以下のように指定します。
メルマガが開封され画像が呼び出されると、データが送信され、アナリティクスのレポートで確認できます。
メルマガ配信して、リアルタイム解析で開封状況をを確認することも出来ます。
よって、どれぐらいの割合で開封されたのかはこの数字を送信数で割ってあげれば開封率は算出できますね。
Measurement Protocolは、IPアドレスとユーザーエージェントが送信されるため、セグメントでメルマガを開封したデバイスがPC、モバイル、タブレットなのかも分析できます。
いかがでしたか?
メルマガや普段、会社のメールの署名欄にホームページのアドレスを記載している方は、ぜひ測定をおすすめします。